小笠原へ行くには
小笠原は一番大きい父島でも23.8km²しかないですが、ここだけでしか味わえない魅力がたくさんあります。
小笠原には、固有種で真夏に咲くムニンノボタン、不思議な形のタコノ木、初夏に可憐な花をつけるムニンヒメツバキ(村の花)や秋田の竿灯が偲ばれる美しい花が連なるハカラメ(セイロンベンケイ)、夜になるとネオグリーンの光を放つ神秘的なグリーンぺぺ(ヤコウタケ)など珍しい花がたくさんあります。
どこまでも続く紺碧の海「ボニンブルー」では、1年中、一緒に遊んでくれるミナミハンドウイルカとジャンプが得意なハシナガイルカがいます。またザトウクジラ(12月~5月)とマッコウクジラ(5月~11月)の悠然たる姿も見られます。ここでのダイビングとシュノーケリングは最高。
360度の景色を一望できる父島・中央山、母島・乳房山の山頂。川が流れているような父島・兄島瀬戸。タコノキやオガサワラビロウで南国気分がいっぱいの母島・南崎。貨幣石(有孔虫の一種)を含む地層が露出している母島・御幸浜。枕を積み重ねたような枕状溶岩。世界でも珍しい「沈水カルスト地形」の「南島」(国の天然記念物)など、見過ごせない景観が数多く散在します。
ただし、入島するには「適正な利用のルール」を守りましょう。 もしかしたら、天然記念物のオガサワラオオコウモリ、オガサワラノスリ、アカガシラカラスバトに会えるかも。さあ行こう!小笠原へ !

交通手段
小笠原・父島へは、東京都港区・竹芝桟橋から出港する定期船「おがさわら丸」(11,035トン)で行きます。通常では、6日で1往復ですが、ゴールデンウイーク、夏季、年末年始は特別ダイヤが組まれます。出港日については、小笠原海運株式会社(03-3451-5171)へお問合わせください。
〔おがさわら丸の運航の例〕2016.8現在
1日目
11:00
東京発
2日目
11:00
父島着
3日目
父島泊
4日目
父島泊
5日目
15:30
父島発
6日目
15:30
東京着
小笠原・母島へは、父島・二見港から出港する定期船「ははじま丸」(499トン)で行きます。
この運航時間は、現時点で発表されているものです。変動する可能性がありますので、ははじま丸運航の
詳細については伊豆諸島開発株式会社(03-3455-3090)へお問合せください。
〔ははじま丸の運航の例です〕2016.8現在
おがさわら丸父島入港日
12発:00父島
14:00母島着
おがさわら丸入港の翌日
14:00母島発
16:00父島着
おがさわら丸出港日
07:30父島発
09:30母島着
12:00母島発
14:00父島着
おがさわら丸入出港日
07:30父島発
09:30母島着
(入港した日に出港)
10:30母島発
12:30父島着
13:30父島発
15:30母島着
おがさわら丸出港の翌日
8月は運休
(9月以降)
15:00母島発
17:00父島着
おがさわら丸出港の翌々日
07:30母島発
09:30父島着
10:30父島発
12:30母島着
15:00母島発
17:00父島着
その他の日、通常の運行
07:30父島発
09:30母島着
14:00母島発
16:00父島着
船舶のチケット購入
〔おがさわら丸〕 当日券は、竹芝桟橋(客船ターミナル)で9時から購入できます。指定席券については事前予約(2ヶ月前から受付)をするのがよいでしょう。ゴールデンウイーク、夏季、年末年始は、指定席券に限らず事前予約をお勧めします。予約申込先は、小笠原海運株式会社(03-3451-5171)です。
〔ははじま丸〕ははじま丸のチケットは、二見港の「ははじま船客待合所」で購入することになります。
〔平成28年8月の運賃(大人・片道)の例です〕
※運賃には、燃料油価格調整金等が含まれていますが、月により変動します。
おがさわら丸 2等和室
24,660円
おがさわら丸 2等寝台
28,090円
おがさわら丸 特2等寝台
37,280円
おがさわら丸 1等
51,610円
おがさわら丸 特1等
66,560円
おがさわら丸 特等
73,460円
ははじま丸
4,110円