おがさわら丸の運賃の割引制度とは
公益財団法人小笠原協会は、運賃割引事業を小笠原海運株式会社(以下「小笠原海運」といいます。)の協力を得て実施しています。
運賃割引事業は、旧島民の帰島援護事業の一環として里帰り経費の軽減を図り、渡島の機会を多くすることにより旧島民の帰島促進につながること。また、小笠原諸島復興・振興事業等に従事した方及び当協会賛助会員も機会があれば渡島を希望していること。
さらに、小笠原への渡島者が増えることによる産業振興等に与える経済的効果や、小笠原村に賑わいが増進し島民の福祉に寄与することなどを目的として実施するものです。
運賃割引事業の対象者は、以下のとおりです。
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小笠原村以外に居住する旧島民とその子孫(配偶者並びに3親等以内の親族)「旧島民」とは、昭和19年3月31日に小笠原諸島に住所を有していた人で、昭和43年6月25日に小笠原諸島以外の本邦の地域に住所を有していた人をいいます。
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小笠原諸島復興及び振興並びに振興開発に従事した方
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小笠原協会の賛助会員(※「賛助会員」とは、小笠原協会の趣旨に賛同し、その事業を援助するために賛助会費を納入した方です。)
対象船舶と船室及び割引率は以下のとおりです。
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船舶:おがさわら丸
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船室:2等和室、2等寝台及び特2等(いずれも2割引き)
小笠原訪問並びに交流ツアー
【ツアーの目的】
11月初旬頃の比較的閑散期に旧島民のほか参加者を募り、小笠原村の観光、産業など小笠原の経済的効果及び地域活性化等に寄与することを目的とする。
【ツアーの概要】
(公財)小笠原協会が「イベント企画」として交流ツアーの基本計画を策定する。
小笠原海運(株)は「旅行主催者」として基本計画に沿って実施計画を策定する。
小笠原協会は小笠原村と協力して小笠原村在住の島民と交流ツアー参加者との「交流会」を開催し、小笠原村に融和と活力を醸し出す。
【ツアー申込等】
ツアーの申し込みは小笠原海運株式会社へ直接電話にて申し込みする。旧島民及び小笠原協会賛助会員の方は、申し込みの際にその旨、小笠原海運(株)へお伝えください。
【ツアーの案内】
毎年のツアーの案内については、原則として『機関誌小笠原』7月号に掲載します。
また、当ホームページにも同時期に掲載します。